あらゆるデータを💩に変換する”UnConverter”

このツールにファイルをドラッグ&ドロップすると、あらゆるファイルを💩に変換することができます。処理に追われていた時に思い付きで作ってしまったネタツールですが、せっかくなので紹介です。

◆ツールのダウンロード

ツール説明DL
EXE
UnConverterこのツールにファイルをドラッグ&ドロップすると、
あらゆるファイルを💩に変換することができます。
※同梱のReadMeもご確認ください


◆ツールの内容

見た目はシンプルな処理ツールですが

ExcelやWordなどのファイルをドラッグアンドドロップすると
💩に変換(同じフォルダ内に同じ名称の💩ファイルが作成)されます。

⚠️注意事項

デフォルトでは変換元データは残る設定にしていますが、
“Config.ini”をメモ帳で開いて、”元データの削除(YES/NO)”の値を書換えることで、
変換元データを削除することができます。
 ・元データの削除(YES/NO) : NO … 元ファイルを削除しません
 ・元データの削除(YES/NO) : NO … 元ファイルを削除します
※変換元データの削除には十分お気をつけください。

※本ツールを使用して起きたトラブル、データの損失、事故などに関するすべてにおいて
 責任を負いかねますのでご了承ください。



誰かのお仕事の役にお立つのかどうか…という感じですがご紹介でした。以上。


▼その他、PCが苦手な方でも簡単に操作できるツールを作成していますので、お仕事のデータが実際に動くかどうかお試しいただけると幸いです。


業務効率化ツール
30個以上の業務効率化ツールをご用意しています。(※体験版あり)


Acrobatを使わずPDFに連続でパスワードをかけるEXE版

先日「パスワード付きのPDFを無料でつくりたい」「PDFのパスワードは取引先ごとに違うものを設定したい」という相談を受けて、PDFにパスワードをかける方法をこちらに記載しました。
更に簡素化してEXEツールにしましたので掲載します。

◆ツールのダウンロード

ツール説明DL
EXE
PDFパスワード1発設定EXEこのツールにPDFファイルをドラッグ&ドロップするだけでPDFにパスワードを簡単にかけることができます。
※同梱のReadMeに沿ってQPDFの準備が必要です
(PDFPasswordSet.zip : 5.03 kb)

このツールで操作いただければ、Abobe Acrobat(有料版)を使う必要もなくインストールが必須のソフトを使うこともなく精査していないクラウドサービスに機密データをアップロードする懸念もないので、オススメの方法です。以下、簡単に説明していきます。

手順1.QPDFを準備する

次のURLからQPDFをダウンロードします。
https://github.com/qpdf/qpdf/releases/tag/v11.2.0
Windows(64bit)のPCをお使いの方は画面中段「qpdf-11.2.0-msvc64.zip」をダウンロードします。

ダウンロードした「qpdf-11.2.0-msvc64.zip」をデスクトップに解凍してください。

手順2.ツールを準備する

上記に記載したPDFパスワード1発設定EXEをダウンロードします。

ダウンロードしたファイルを解凍し、手順1で準備した「qpdf-11.2.0-msvc64」ファイルの直下に置いてください。

手順3.パスワードを設定する

“Config.ini”をメモ帳で開いて、パスワードと実行後ファイル名の末尾を設定ください。

パスワード…PDFファイルに設定するパスワードです。半角英数のみが有効です。
実行後ファイル名の末尾…実行後に出力されるファイル名の末尾につけるテキストです。例えば「_pw」と設定していると「sample.pdf」は、「sample_pw.pdf」として出力されます。ファイル名で使える文字が有効です。

手順4.処理を実行する

パスワードをかけたいPDFファイルを、このツールにドラッグ&ドロップしてください。
PDFファイルが存在するフォルダにパスワード付きのPDFファイルが出来上がります。
複数ファイルのドラッグ&ドロップも可能です。

出来上がったパスワード付きのPDFファイルを開こうとすると、パスワード入力を要求されます
これで完成です。


▼その他、PCが苦手な方でも簡単に操作できるツールを作成していますので、お仕事のデータが実際に動くかどうかお試しいただけると幸いです。


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Word,Excelを開かず1発でパスワードをかける

Wordファイルにパスワードをかける際、一度Wordを開いて保存時にオプションを選択して~と、いくつかの手順を踏まなければいけません。この操作を、Wordを開かずに1発でできないか調べてツールを作りました。PCが苦手な方でも比較的簡単に操作ができそうなツールになりましたので、ダウンロードと使い方の手順を記載します。

◆ ツールのダウンロード

圧縮ファイルになっているので解凍してお使いください。

ツール説明DL
VBS
Wordパスワード1発設定このツールにWordファイルをドラッグ&ドロップするだけでパスワードを簡単にかけることができます。ツール名の%%で囲まれたテキストがパスワードになり、初期パスワードは「1234」です。
(VBS_word_Password_Set_%1234%.zip : 762 byte)
VBS
Excelパスワード1発設定このツールにExcelファイルをドラッグ&ドロップするだけでパスワードを簡単にかけることができます。ツール名の%%で囲まれたテキストがパスワードになり、初期パスワードは「1234」です。
(VBS_excel_Password_Set_%1234%.zip : 769 byte)

◆ 使い方

手順1:このツールを解凍してデスクトップなどの適当な場所に置いてください。

手順2:パスワードを設定します。
    ツール名の%%で囲まれたテキストがパスワードになるようにしています。
     初期パスワードは「1234」ですので、ここを自由に変更ください。
     ※半角英数字のみ

手順3:パスワードをかけたいWordファイルを用意して、ツールにドラッグ&ドロップをします。

手順4:処理が実行されて、ファイル名に「_pw」とついたWordファイルが出来上がります。

手順5: 手順4で出来上がったWordファイルを開こうとすると、パスワードの入力が要求されます。手順2で設定したパスワードで開くことができます。

以上です。
▼その他、PCが苦手な方でも簡単に操作できるツールを作成していますので、お仕事のデータが実際に動くかどうかお試しいただけると幸いです。


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Acrobatを使わずPDFに連続でパスワードをかける

「パスワード付きのPDFを無料でつくりたい」「PDFのパスワードは取引先ごとに違うものを設定したい」という相談を受けた事がきっかけで調べました。PCが苦手な方でも比較的簡単に操作ができそうなフローになりましたので、備忘録として記載します。

◆パスワード付きPDF作成の概要

 ✅ QPDFというコマンドラインプログラムを使います。
   インストール不要無料のプログラムです。

 ✅ プログラミングやPC操作が苦手な方でも使えるように
   補助ファイルをご用意しました。これを使うことで連続処理も可能になります。

この方法で操作いただければ、Abobe Acrobat(有料版)を使う必要もなくインストールが必須のソフトを使うこともなく精査していないクラウドサービスに機密データをアップロードする懸念もないので、オススメの方法です。それでは説明していきます。

手順1.QPDFを準備する

次のURLからQPDFをダウンロードします。
https://github.com/qpdf/qpdf/releases/tag/v11.2.0
Windows(64bit)のPCをお使いの方は画面中段「qpdf-11.2.0-msvc64.zip」をダウンロードします。

ダウンロードした「qpdf-11.2.0-msvc64.zip」をデスクトップに解凍してください。

手順2.補助ファイルを準備する

こちらから補助ファイルをダウンロードします。

qpdf_supportFile.zip
コマンドの作成シート、入力シート、サンプルPDFを入れています

ダウンロードした補助ファイルを解凍し、手順1で準備した「qpdf-11.2.0-msvc64」ファイルの直下に置いてください。


手順3.パスワードをかけたいPDFファイルを準備する

パスワードをかけたいPDFファイルも同様に、手順1で準備した「qpdf-11.2.0-msvc64」ファイルの直下に置いてください。※ここでは”サンプルデータ1.pdf”を使って説明していきます。

手順4.コマンド作成シートに情報を入力する

“コマンド作成シート.xlsx”を開きます。

A列[元PDFファイル名]には、パスワードをかけたいPDFファイル名を記入します。※拡張子も記入
B列[パスワード]には、かけたいパスワードを入力します。※半角英数
C列[新しいPDFファイル名]には、パスワードをかけた後のPDFファイル名を記入します。※拡張子も記入

すべて入力すると、関数が入っているD列[コマンド]が出来上がるので、D列をコピーしてください。

手順5.コマンド実行ファイルをつくる

“コマンド入力.ps1″をメモ帳で開いて、手順4でコピーしたコマンドを貼り付けて保存します。
ここで2行目以降のコマンドも貼り付けると連続処理ができます。

参考:メモ帳の文字コードは文字化けしないよう”ASNI”にしています。

手順5.コマンドを実行する

“コマンド入力.ps1″を右クリックして[PowerShellで実行]を押すと、処理が開始されます。

参考:お使いのPC環境によっては、PowerShellの画面が表示されて実行ポリシーの変更を求められることがあります。その場合、ポリシーの変更に問題がなければ、[はい(”Y”を入力してエンターキー)]を押してください。

処理が完了すると、フォルダ直下にExcel上で設定した新しいファイル名のPDFが作成されます。


このファイルを開こうとすると、パスワード入力を要求されます
Excel上で設定したパスワードを入れると開くことができます。

以上です。
▼その他、PCが苦手な方でも簡単に操作できるツールを作成していますので、お仕事のデータが実際に動くかどうかお試しいただけると幸いです。


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タスクスケジューラを使った簡易RPAの作り方

タスク スケジューラとは

タスクスケジューラは、Windows標準搭載の機能で決めた時間や一定間隔でプログラムを実行するツールになります。

VBAやコマンドプロンプトなどと組み合わせることで、簡易的なRPAとして効果を発揮し、定常作業を設計することができます。

RPA…Robotic Process Automationの略。人間がコンピューター上で行っている定型作業を、ロボットで自動化すること。別名「仮想知的労働者(​デジタルレイバー)」。

ここでは簡単なコマンドを使って、タスクスケジューラの使い方を説明をします。


1.タスク スケジューラを開く
[スタート]メニューから[タスク スケジューラ]を開きます。

Wndows10の場合:
[スタート] > [Windows管理ツール] > [タスク スケジューラ]
Wndows7の場合 :
[スタート] > [すべてのプログラム] > [アクセサリ] > [システムツール] > [タスク スケジューラ


起動すると次のようなウインドウが立ち上がります。


2.タスク スケジューラの設定
まずは[タスクスケジューラライブラリ]フォルダを右クリックして[新しいフォルダ]を作成します。
(既存のタスクとフォルダを分けて扱ったほうが良い)


ここでは[test]フォルダという名前で作成しました。


3.プログラムの準備
タスクスケジューラに登録するプログラムを準備します。
今回はシンプルな「フォルダ内のファイル一覧をメモ帳に書き出すバッチファイル」を使います。

次のコードをメモ帳に貼り付けて、拡張子を”.bat”に変換すると完成です。

pushd %~dp0
dir /b %~dp0\* > list.txt

ファイル一覧取得.bat(fileListBat.zip): 


4.タスクを設定する
で作成した[test]フォルダを右クリックして、[基本タスクの作成]を開きます。


[基本タスクの作成ウィザード]が立ち上がるので、作りたいタスクの[名前]を入力して[次へ]。(説明は任意です)


トリガー(実行する頻度)を選択して[次へ]


処理を実行する開始日時を入力して[次へ]


[プログラムの開始]を選択して[次へ]


[参照]ボタンを押し、で用意したバッチファイルを選択して[次へ]


これで[完了]です。


画面が戻り、タスクが登録されていることを確認します。
毎日12時にファイル一覧を作成するプログラムを起動する設定が作成できました。


5.プログラムを実行する
先ほど作ったタスクは毎日12時に起動しますが、右クリックして[実行する]を押すことで、すぐに動作確認ができます。


[実行する]を押すと、ファイル一覧取得.batと同じフォルダに、同フォルダ内のファイル名を取得したテキストファイルが作成されました。

同じ要領で、プログラムを動かすことで、
・共同作業しているフォルダ内のログを取る
・指定のフォルダに置いたデータを移動する
・指定のフォルダに置いたデータを自動で変換する
などのプログラムを組むことができます。