Outlookメール一斉送信(日時指定版)

【Outlookメール一斉送信(日時指定版)】

●機能
リストに記入した情報を元に個別メールを一斉送信するツールです。
個人ごとに文章を変えたり、添付ファイルを付ける事も可能です。
1000人や2000人の方に、それぞれ個別の内容を送れるのが本ツールの特徴です。

【日時指定版】ではタスクスケジューラに”実行ファイル(※PAID版に付属)”を登録することにより自動処理を作成することができます。
↓ 詳しくはこちらをご参考ください↓

タスクスケジューラと合わせて使うことで、決まった時間に決まったメールを設置することができるのでとても便利です。


まずはメールリストを作成します。
① Noの数だけ処理します
➁ 月日が本日の場合に処理します
③ 宛先を入力します
④ メール本文を入力します
⑤ 添付ファイルがあればフルパスを指定します
⑥ 操作(送信か下書保存か)を選択します
⑦ 実行完了すると結果が表示されます
  #状態が”完了”になると次回以降は実行されません


●利用イメージ
メールリストを作成したら実行ボタンを押します。
操作を”送信”にしていると、Outlookでそのまま相手に送信されます。添付ファイルを付けることもできます。

操作を”下書”にしていると下書き保存されます。下書きを確認して想定通りのメールになっているかを見てから発信できるので、まず最初の確認テストでは”下書”が推奨です。

※Outlookに実行結果が反映されない場合は、まずはOutlookを立ち上げてから実行を行ってください

■個別メールに便利なExcel ”SUBSTITUTE関数”
本ツールの最大の特徴は、1000人や2000人の方に個別の内容のメールをお送りできることです。Excel関数の”SUBSTITUTE関数”を使うことで更に個別の文章を送ることができます。

“SUBSTITUTE関数”とは、文字列の中の指定した文字を、別の文字に置き換える関数です。

  =SUBSTITUTE(“元の文字列”,”検索文字”,”置換文字”)


例えば、元の文字列は、定型文を作成し、その中に”【商品】”という検索文字を埋め込みます。そして、SUBSTITUTE関数で”【商品】”を検索して、メール宛先の方の個別の内容に置き換えることで、個別メールをつくることができます。

こちらも併せてお使いいただけるととても便利です。

FREE版paid版
処理ファイル数3メールまで無制限
シートの保護の解除
ソースコードの公開
実行ファイル(*1)

(send_a_lot_of_Mail_Batch.zip : 1.68MB)

for sale

*1…ツールを起動しなくても1クリックで実行可能な実行ファイル(VBS)

【動作環境】   Microsoft Excel,Outlookが必要 ※Mac版は不可

タスクスケジューラを使った簡易RPAの作り方

タスク スケジューラとは

タスクスケジューラは、Windows標準搭載の機能で決めた時間や一定間隔でプログラムを実行するツールになります。

VBAやコマンドプロンプトなどと組み合わせることで、簡易的なRPAとして効果を発揮し、定常作業を設計することができます。

RPA…Robotic Process Automationの略。人間がコンピューター上で行っている定型作業を、ロボットで自動化すること。別名「仮想知的労働者(​デジタルレイバー)」。

ここでは簡単なコマンドを使って、タスクスケジューラの使い方を説明をします。


1.タスク スケジューラを開く
[スタート]メニューから[タスク スケジューラ]を開きます。

Wndows10の場合:
[スタート] > [Windows管理ツール] > [タスク スケジューラ]
Wndows7の場合 :
[スタート] > [すべてのプログラム] > [アクセサリ] > [システムツール] > [タスク スケジューラ


起動すると次のようなウインドウが立ち上がります。


2.タスク スケジューラの設定
まずは[タスクスケジューラライブラリ]フォルダを右クリックして[新しいフォルダ]を作成します。
(既存のタスクとフォルダを分けて扱ったほうが良い)


ここでは[test]フォルダという名前で作成しました。


3.プログラムの準備
タスクスケジューラに登録するプログラムを準備します。
今回はシンプルな「フォルダ内のファイル一覧をメモ帳に書き出すバッチファイル」を使います。

次のコードをメモ帳に貼り付けて、拡張子を”.bat”に変換すると完成です。

pushd %~dp0
dir /b %~dp0\* > list.txt

ファイル一覧取得.bat(fileListBat.zip): 


4.タスクを設定する
で作成した[test]フォルダを右クリックして、[基本タスクの作成]を開きます。


[基本タスクの作成ウィザード]が立ち上がるので、作りたいタスクの[名前]を入力して[次へ]。(説明は任意です)


トリガー(実行する頻度)を選択して[次へ]


処理を実行する開始日時を入力して[次へ]


[プログラムの開始]を選択して[次へ]


[参照]ボタンを押し、で用意したバッチファイルを選択して[次へ]


これで[完了]です。


画面が戻り、タスクが登録されていることを確認します。
毎日12時にファイル一覧を作成するプログラムを起動する設定が作成できました。


5.プログラムを実行する
先ほど作ったタスクは毎日12時に起動しますが、右クリックして[実行する]を押すことで、すぐに動作確認ができます。


[実行する]を押すと、ファイル一覧取得.batと同じフォルダに、同フォルダ内のファイル名を取得したテキストファイルが作成されました。

同じ要領で、プログラムを動かすことで、
・共同作業しているフォルダ内のログを取る
・指定のフォルダに置いたデータを移動する
・指定のフォルダに置いたデータを自動で変換する
などのプログラムを組むことができます。